ワールドベースボールクラシック感想①by10

初代世界一。WC初代王者のウルグアイの名がいつまでも残っているように、日本の栄光は未来永劫伝承される・・・はず。。
そのためには、この大会を存続させないといけない。つまり日本はどの国よりもWBCを支えなければいけない。

オリンピック除外
もう、どーでもいいやという気がする。今更メジャー選手不出場(含イチロー大塚)の試合やっても意味ない。アマチュアの世界大会は毎年やっているようだし、まあまったく知名度がないのだが、オリンピックで中途半端にプロ派遣して野球する必要はなさそうだ。
野球は、世界の主流と離反し、欧米中心のスポーツ組織とは一線を画す。オリンピック委員会に迎合して野球を「存続させてもらう」など糞喰らえ。
そういう意味でも、野球は、世界はおろか日本でもメジャーとなる必要はまったくない。俺的には、今回のWBC視聴率は残念。見たい人だけが見ればいい。今までさんざんメディアは野球人気低下野球人気低下と野球の存在を貶めてきた。何をいまさら「野球って素晴らしい」だと?。にわかブームで終わるのはサッカー日本代表だけで十分。
興味のない人が野球の話を聞くのは、サッカーの話を聞くのに比べ何倍も苦痛だと思うのは俺だけだろうか。これはさすがに客観性のなさすぎる話ですが。
こういう「野球排他主義」が行き過ぎると、現在の高校野球を完全に支配する「野球原理主義」に成り果ててしまうのだが、無理して野球を広範に盛り上げる必要はないかなと。最近化けの皮が剥がれてきた高校野球の売り、”表面さわやか”とか問題外。
野球はネクラなスポーツだ。この最大の長所は隠す必要がない。

日本代表の咆哮
イチローを初め、代表選手が声を枯らし叫び続けた。あれは、リアルに格好良かった。久しぶりに、かっこいい、と思えるものを見させてもらった。本当に感謝。
あの叫びは、メディアに過剰に演出された寸劇でもなく、計算された話術でもなく、おしゃれやスマートさとは無縁の、選手の涙の結晶だったように思えた。
最近のTVスポーツは、無駄なタレントを使ったりTV用にルールを変更したり。最悪なのは、必ず試合中に「挫折を乗り越え世界に挑む」みたいに猿でも作れる選手紹介を流すこと。
てめえらTV局に言われる筋合いはねーよ。
バレーなどのスポーツは、どんな手を使ってでも視聴率を上げないといけない。TV局に従わざるを得ないのだろう。マイナースポーツの苦悩はもっともだが、
野球は日本の国技。今さら、日本人に迎合する必要など微塵もない。応援したい人だけが応援すればいい。
説明できる面白さなど、面白さのわずかな破片に過ぎない。
今回のWBC日本代表がかっこよかったのは、ファンのためでなければTV局のためでもなく、代表を託された30人のチームのため、そして自分のために戦い抜いてくれたから。
俺たち日本人は、代表選手にただ感謝するだけ。

他者を寄せ付けないほどのプライドを持って、ただ自分のためチームのために死力を尽くす姿を見せなければ、試合が面白くなるはずがない。
 

大学の実習に行って感じたことをWBCにかぶせたような感想だった。別に参加したメンバーをクソと感じたのではなく(自分の状態がようやく上向いてきたこともあるが、普通の話ができた参加者には普通に感謝)、少なからず自分の周りを覆う、寒気のする空気に抗う必要があるかなと思った。
だから、まあ、
WBC日本代表は、世界に日本に自分の力を見せ付けてくれたから、彼らに感動したのなら自分も、持てる力を相手にぶつけ、敵を叩き潰す義務があるなと思ったのでした。
そのためには、社会と戦うため、閉じこもってはいられない。